嫌なものを見たとき
聞いたとき
嫌なことを言われたとき
なんなら相手は無言のままのとき
腹が立つ
不快になる
でも
ふと気が付くと
傷ついていることがある
いつしか
不安になっていることがある
そのまま瞑想してみる
出てくるものから離れて逃げて
何もない時間と空間の中に身を潜めているとき
自分が安全な場所にいることに気がつく
そうか、
自分を傷つけていたのは
自分の想いだったのか
真に幸せな人は
傷跡が残らないそうだ
反応はするけど
出来事も感情も
その人を通り抜けていき
その人に傷跡を残さないそうだ
心を捨てた人は
傷跡が残らないそうだ
そう聞いて
私はまだ
自分が心を握りしめていると
気づく