瞑想の歩み①- 瞑想の歩み➃ 案ずるより産むが易し さあ、いよいよ初出勤の日。 ひと通りの家事をやり、 帰宅後の子供たちがすぐに夕飯を食べられるように準備を済ませ、 家を出る。 緊張はしているけど、 ある時からパニックを起こさなくなっている自分に この時はまだ自覚がありま... 2024.07.09 瞑想の歩み①-
瞑想つれづれ日記①- 瞑想つれづれ日記 ⑲ 新しい仕事 この春転職した。 これまでの職場は、ごく一部のことに目をつぶれば どちらかというと居心地がよく どうしても転職をしなければならないような事情はなかった。 ちょっと変な人はいたけれど(他人から見れば私も十分に変な人にちがいない... 2024.05.19 瞑想つれづれ日記①-
瞑想つれづれ日記①- 瞑想つれづれ日記⑱ 母の死 母の死。 母は、昨秋頃から少しずつ衰えはじめ 年末には持病が悪化した。 年が明け、あっけなく母は死んだ。 90歳だった。 老年になっても老いを受け入れられず、 思い通りにならない身体と自分の人生に抵抗しながら 苦しい生... 2024.01.29 瞑想つれづれ日記①-
瞑想つれづれ日記①- 瞑想つれづれ日記⑰ 予定のない日の喜び 今は亡き、アメリカの絵本作家兼ガーデナーの ターシャ・テューダー。 花が好き、庭仕事が好きという人なら 一度は耳にしたことのある名前ではないだろうか。 バーモントの山奥の広大な土地を自分の楽園にし いわば自給自足 今風に... 2022.12.04 瞑想つれづれ日記①-
瞑想つれづれ日記①- 瞑想つれづれ日記⑯子の幸せを願う自分の想いにとらわれない 息子が人生に行き詰まっていた。 もう大人なのだからと、 私は、息子に任せて見守っているつもりだった。 批判の嵐の中、誰にも理解されず、 四面楚歌状態の息子は家族にも心を閉ざしていた。 諦めの人生を選ぼうとしていた。 ... 2022.11.24 瞑想つれづれ日記①-
瞑想つれづれ日記①- 瞑想つれづれ日記⑮ 満腹の旅 友を見舞った。 緩和ケア病棟を退院し、彼女は今 自宅とは別の海の見えるマンションで 夫婦水入らずの最期の時を穏やかに過ごしている。 その場所からは 天気の良い日には遠くにうっすら富士山が望める。 医師や看護師、マッサ... 2022.10.24 瞑想つれづれ日記①-
瞑想つれづれ日記①- 瞑想つれづれ日記⑭ 大地に降ろしたイノチ マンション暮らしだった頃 私は ベランダの植物たちを 一刻も早く地植えにしてやりたかった。 何だか窮屈そうに見えて仕方がなかったのだ。 どれも元気で キレイな花を咲かせてくれていたのだけど 大地に降ろして も... 2022.08.31 瞑想つれづれ日記①-
瞑想つれづれ日記①- 瞑想つれづれ日記⑬ I Am on My Way! ぼくはこのみちをいくよ! 友人に誘われてアーノルド・ローベル展を見に美術館へ。 外の酷暑が嘘のような館内で 静かに絵本の世界に浸った。 少し暗めの色彩と意外とリアルな蛙の絵を 一度は目にした人も多いのではないだろうか。 がまくんとかえるくんが登... 2022.07.13 瞑想つれづれ日記①-
瞑想つれづれ日記①- 瞑想つれづれ日記⑫ 忘れる幸せ 施設に入所している父に久しぶりに会いに行った。 まだガラス越しの面会だ。 妹と休みを合わせて片道約2時間弱のドライブをする。 今年90歳を迎えた父は認知症。 私と妹のことは忘れていないし、見分けもどうにかつく。 ガラス越し... 2022.06.19 瞑想つれづれ日記①-
瞑想つれづれ日記①- 瞑想つれづれ日記⑪ 桑の実の思い出 先日梅の実を拾ったルートをまた歩いてみた。 誰も拾わない黄色い実は 歩道にまで転がり出ていた。 見上げると、「これから下に落ちますよ」と言わんばかりに鈴なりだ。 よく見ると、同じ通りには桑の実も生っていた。 子どもたちと過ごし... 2022.06.09 瞑想つれづれ日記①-