瞑想つれづれ日記①-

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瞑想つれづれ日記⑱ 母の死

母の死。 母は、昨秋頃から少しずつ衰えはじめ 年末には持病が悪化した。 年が明け、あっけなく母は死んだ。 90歳だった。 老年になっても老いを受け入れられず、 思い通りにならない身体と自分の人生に抵抗しながら 苦しい生...
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瞑想つれづれ日記⑰ 予定のない日の喜び

今は亡き、アメリカの絵本作家兼ガーデナーの ターシャ・テューダー。 花が好き、庭仕事が好きという人なら 一度は耳にしたことのある名前ではないだろうか。 バーモントの山奥の広大な土地を自分の楽園にし いわば自給自足 今風に...
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瞑想つれづれ日記⑯子の幸せを願う自分の想いにとらわれない

息子が人生に行き詰まっていた。 もう大人なのだからと、 私は、息子に任せて見守っているつもりだった。 批判の嵐の中、誰にも理解されず、 四面楚歌状態の息子は家族にも心を閉ざしていた。 諦めの人生を選ぼうとしていた。 ...
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瞑想つれづれ日記⑮ 満腹の旅

友を見舞った。 緩和ケア病棟を退院し、彼女は今 自宅とは別の海の見えるマンションで 夫婦水入らずの最期の時を穏やかに過ごしている。 その場所からは 天気の良い日には遠くにうっすら富士山が望める。 医師や看護師、マッサ...
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瞑想つれづれ日記⑭ 大地に降ろしたイノチ

マンション暮らしだった頃 私は ベランダの植物たちを 一刻も早く地植えにしてやりたかった。 何だか窮屈そうに見えて仕方がなかったのだ。 どれも元気で キレイな花を咲かせてくれていたのだけど 大地に降ろして も...
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瞑想つれづれ日記⑬ I Am on My Way! ぼくはこのみちをいくよ!

友人に誘われてアーノルド・ローベル展を見に美術館へ。 外の酷暑が嘘のような館内で 静かに絵本の世界に浸った。 少し暗めの色彩と意外とリアルな蛙の絵を 一度は目にした人も多いのではないだろうか。 がまくんとかえるくんが登...
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瞑想つれづれ日記⑫ 忘れる幸せ

施設に入所している父に久しぶりに会いに行った。 まだガラス越しの面会だ。 妹と休みを合わせて片道約2時間弱のドライブをする。 今年90歳を迎えた父は認知症。 私と妹のことは忘れていないし、見分けもどうにかつく。 ガラス越し...
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瞑想つれづれ日記⑪ 桑の実の思い出

先日梅の実を拾ったルートをまた歩いてみた。 誰も拾わない黄色い実は 歩道にまで転がり出ていた。 見上げると、「これから下に落ちますよ」と言わんばかりに鈴なりだ。 よく見ると、同じ通りには桑の実も生っていた。 子どもたちと過ごし...
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瞑想つれづれ日記⑩ 甘酸っぱい幸せ

今朝はあいにくの小雨だったが 傘をさして、日課の朝食前の散歩に出かけた。 「早起きは三文の徳(得)」と言われるが 私の朝の散歩は、早起きとはとても言えない その日その日、目覚めた時間によってまちまちの散歩だ。 ルートもその日の...
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瞑想つれづれ日記⑨ 箸が転げても

闘病中の友人と再会した。 彼女は関東に、私は九州の田舎町に、普段は遠く離れて住んでいるが 彼女は親に会いに 私はセミナーや子どもたちに会いに それぞれが帰省、上京したタイミングでこれまでも頻繁に会っていた。 なまじ同郷に住む友...
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