瞑想の歩み③ おばちゃん就活日記 パートⅡ

瞑想の歩み①-

ハローワークの受付を済ませ
いざパソコンの前に座って条件検索。

その時ふと、自分が学生の頃に取った資格があることを思い出しました。

それまでの私は、そんな資格などもう紙切れに等しく
求人そのものも少ないため
今更自分がそんな仕事にありつけるとは思っていなかったのですが
ふと入力してみようという気になりました。

すると、画面のトップに1件のみ
その資格を活かせる仕事の求人が・・・。

これだ!

できるかどうかなんて考えませんでした。
細かい条件もほとんどチェックしませんでした。
今考えると無謀(*´∀`)

すぐに受付に行き、問い合わせをお願いしました。
すると、応募は5人までしか受け付けず、枠は残り一人だと。
しかも、締め切りは明日。

すぐに応募の予約を取ってもらい
翌日履歴書を応募先に持参しました。
滑り込みセーフ。

それから面接までの間は
多少の緊張はあったものの
前回のようなパニックを起こすことはありませんでした。

やれやれ、ようやく面接までこぎつけられた。
ホッとしながら面接当日を迎えたのでしたが
朝、起きると何となく変。

頭がボーっとしてふわふわと漂う感じ。
だるい。しかも身体が熱い。
熱を測ると、なんと38度を超えている。

面接の当日に発熱するという
身体を不調に追い込んでまで
自分を守ろうとする
なんと強固な自我なのか!(これも後でわかったことなのですが)

師に連絡をして、面接を辞退しないことを決め
(今回は辞退という選択肢が自分になかったと言うほうが正確かもしれません)
淡々と身支度を整えました。

不思議なことに、発熱はあっても不快感などはなく
「頑張って、私の身体。」身体にそう言って
私は面接会場まで車を走らせました。

そこからの記憶は正直ほとんどありません。
面接で何を聞かれ、自分がどう対応したのか
どうやって帰ってきたのかも
ほとんど覚えていないのです。
面接を終えると、翌日には熱は下がっていました。

数日後、合格通知が届きました。
師に合格を報告し
「やっぱり資格ってすごい便利ですね。」と言ったら
師は
「資格のおかげというより、あなたの在り方が合格に導いたのだと思いますよ。」と。

その仕事への縁を持てたのが何のおかげなのかは正確にはわかりませんが
ひとつだけ言えるのは
「自分が求めるものに向かって、自分ができるだけのことをした」
それは紛れもない事実だったなと思えています。

瞑想を始めて約2年が経っていました。

それから仕事を通じて私は
様々な自分の自我と向き合うことになります。

そう、変化には時間がかかるのです。

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